直流微弱電流が、ラット皮膚のATP生成、タンパク質合成、およびアミノ酸輸送に与える影響
- 良寛 坪井
- 7月6日
- 読了時間: 1分

■タイトル:
The Effects of Electric Currents on ATP Generation, Protein Synthesis, and Membrane Transport in Rat Skin(直流微弱電流がラット皮膚のATP産生・タンパク質合成・アミノ酸輸送に及ぼす影響)
■著者:
Cheng N, et al.
■掲載誌:
Clinical Orthopaedics and Related Research(1982年)
■内容:
直流微弱電流(Microcurrent)が細胞レベルの代謝(ATP産生・タンパク質合成・アミノ酸輸送)にどのような影響を与えるのかを検討した基礎研究。
ラット皮膚を用いたin vitro実験で、1μA〜30,000μAまで幅広い電流を流し、生化学的変化を解析した。
■抄録から読み取れる主な結果
(ポイント1):
10〜1,000μAの微弱直流電流でATP産生が著しく増加した。
50〜1,000μAでATPは約3〜5倍まで増加
最大は500μAで約5倍(約20.1 μmol/g)
5,000μAでは増加効果は消失した
(ポイント2):
タンパク質合成とアミノ酸輸送も促進された。
タンパク質合成は10〜1,000μAで増加
特に50〜500μA付近で最大効果
細胞膜でのアミノ酸輸送も100〜750μAで促進
1,000μAを超える高電流では逆に抑制された
(ポイント3):
DNA合成には影響せず、ATP産生と膜輸送の改善がタンパク質合成を促進したと考えられた。





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