top of page

不安症状に対する経頭蓋電気刺激(CES)の効果 -システマティックレビュー&メタアナリシス(RCTのみ)-


■タイトル:

Efficacy of electrical cranial stimulation for treatment of psychiatric symptoms in patients with anxiety: A systematic review and meta-analysis


■著者:

Chung F-C et al.


■掲載誌:

Frontiers in Psychiatry(2023年)


■内容:

>不安症状を有する患者を対象に、経頭蓋電気刺激(CES)の有効性と受容性をRCTのみから検証したシステマティックレビューおよびメタアナリシス。不安症状だけでなく、うつ症状や不眠症状への影響も評価した。


■抄録から読み取れる主な結果:


●(ポイント1):

CESは不安症状を有意に改善した。

8件のRCT、337名を統合した結果、不安症状は対照群より有意に改善した(SMD=-0.96)。効果量は大きかった。


●(ポイント2):

CESはうつ症状および不眠症状も改善した。


うつ症状:SMD=-0.69

不眠症状:SMD=-1.02


いずれも対照群と比較して有意な改善が認められた。


●(ポイント3):

Alpha-Stimを用いた研究でも有効性が確認された。

Alpha-Stimを使用した4試験(230名)のサブグループ解析では、不安症状の有意な改善が認められた(SMD=-1.05, p<0.00001)。


●(ポイント4):

脱落率は対照群と差がなく、受容性は良好だった。

治療関連の脱落率は対照群と有意差がなく(RR=1.26, p=0.57)、CESによって治療継続が困難になる傾向は認められなかった。


コメント


bottom of page