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経頭蓋電気刺激(CES)のクリティカルレビュー 一 臨床・非臨床研究の検討ー


■タイトル:

A Critical Review of Cranial Electrotherapy Stimulation for Neuromodulation in Clinical and Non-clinical Samples


■著者:

Tad T. Brunyé et al.


■掲載誌:

Frontiers in Human Neuroscience(2021年)


■内容:

>CES(Cranial Electrotherapy Stimulation:頭蓋電気刺激療法)の臨床研究・基礎研究を批判的に検討し、その有効性・作用機序・研究上の問題点を整理したナラティブレビュー(Critical Review)。


■抄録から読み取れる主な結果:


(ポイント1):

CESは不眠、不安、うつ病に対して使用されているが、その生理学的・神経化学的・代謝学的メカニズムは現時点では明確ではない。


(ポイント2):

計算モデルやEEG・fMRI研究では、


・耳朶から流した電流が皮質・皮質下領域へ到達      

する可能性

・α波活動の変化

・デフォルトモードネットワーク(DMN)の変調


などが示唆されているが、迷走神経刺激や自律神経調整を直接証明するエビデンスは不足している。


(ポイント3):

既存研究には


・利益相反(COI)

・バイアスのリスク

・不十分なブラインド化

・シャム刺激の妥当性の問題

・刺激条件の大きなばらつき


など重大な方法論的問題が多く、現時点ではCESの有効性を強く支持する一貫した証拠は得られていない。


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